視覚情報の優位性
人は、外界からの情報を五感としてインプットしています。五感とは、視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚ですが、日常的に情報量として脳がインプットしている割合は、視覚83%、聴覚11%、嗅覚3.5%、触覚1.5%、味覚1.0%となっており、圧倒的に視覚からの情報量が多いのです。そもそもヒトをはじめとする霊長類では、視覚に関係する大脳皮質の総面積は全体の55%にもなり、聴覚に関係する領域が3.4%であるのに対して大きく上回っています。いかに視覚情報が人の生活に重要かを物語っています。しかも同時に2つの感覚がインプットされた時には、視覚情報の方が優位に働くようです。たとえば腹話術なんかは、まるで人形がしゃべっているように感じられます。視覚的に人形がしゃべっているように動いているのをみると、まるでそこから声が発せられているように音源の位置が錯覚されてしまうのです。また、視覚が聴覚よりも優位に働いている証拠にマガーク効果というものがあります。「ば、ば、・・」という音声に合わせて、「が、が、・・」としゃべっている口の動きの映像を見せると、映像の方に影響されて、その中間の「だ、だ、・・」という音に聞こえてしまうのです。このように、視覚と聴覚が矛盾するときには、視覚に矛盾しないように聴覚の解釈が変えられてしまうことがあるのです。ひとは、言葉を発することで他人とコミュニケーションをとっていますが、耳から入ってくる音声と同時に相手の表情や口の動きなどの視覚情報も、音声の理解には重要な働きをもっていることがわかります。
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コメント
情報の五感で受け取る割合として、「視覚83%、聴覚11%、嗅覚3.5%、触覚1.5%、味覚1.0%」とありますが、これはどこの調査結果でしょうか? 情報源(調査機関名など)わかれば教えていただきたく、よろしくお願いいたします。
投稿: 古澤陽一 | 2011年9月24日 (土) 22時37分
私も上記の参考文献がどちらの情報源なのか?を知りたい一人です。
教えていただけませんでしょうか?
現在、80%とおっしゃるかたもいれば、90%だとおっしゃるかたもいます。
どの情報が正しいのか?説得力があるのか?知りたいと思いますので、よろしくお願い致します。
投稿: caremake | 2012年5月13日 (日) 06時22分